治療の際の麻酔について

歯の治療をしていくためには、小さな虫歯でない限り、神経の存在する歯では麻酔は必要不可欠なものです。非常に不快なものではありますが、当オフィスでは、下のような電動注射器を使用して、麻酔をさせていただきます。

@表面麻酔の薬を貼ります。
  静脈注射等の針を指す痛みを軽減する「ペンレス」
  という表面麻酔用のシートを貼って、あの「チクッ」と
  する痛みを防ぎます。
A細かい針を用いる。
  昨今では、随分と細かくなり痛みが軽減されました。
  また、歯科用では一番細い針を使用しています。
Bゆっくり時間をかけて麻酔する。
  体温とほぼ同じ温度(37℃)に専用の器械にて温めた  麻酔液を約2分位かけてゆっくりと麻酔します。
C一定のスピードを保つ。
  B、Cは電動注射器ゆえのメリットのようです。

しかし、どんなに慎重には行っていても、何も感じさせないようにするという訳にはなかなかいきません。その点をご了承願います。なお、以前に麻酔のトラブル等おありだった方、効きすぎる方、効きにくい方、何でも結構ですのでお申し出下さい。



上段:電動麻酔器本体
下段:左 注射針(使い捨て)
   :中 注射液(使い捨て)
   :右 注射筒(使用後滅菌処理)



実際の使用時には術者の手に触れる部分はビニール掛け(使い捨て)して使用しています。